・芸術品のお手入れ

お手入れ

いつまでも、芸術品の輝きを失わせないために。

芸術品を購入した際は、それを飾りっぱなしにするのではなく、定期的にお手入れをして一生涯の付き合いにしましょう。劣化を防ぐだけでなく、万が一作品を手放さなくてはならなくなった際に買取がスムーズに行われます。
絵画や掛軸は、描かれたものであるため、他の芸術品に比べ劣化がかなり早いです。絵の大敵は紫外線と湿気です。日当たりが良すぎて直接日光に当たってしまうようなところに配置するのはできるだけ避け、適度に換気を行いましょう。日本は海外に比べ高温多湿のため、作品達にとって非常に良くない環境です。
絵画だけでなく他の芸術品も、できるだけ適度に通気性を維持した部屋に置き、定期的な拭き掃除などを行うことをおすすめします。もし焼物を食事などの盛り付けにも使用している場合は、使わない時に時折漂白剤への浸け置きや煮沸を行うことでカビ・汚れを落とすことができます。ただし、作品の作り方によってお手入れの方法が変わってくるので、作品を購入した際に詳しい人にお手入れの仕方について伺っておくと安心です。